父への感謝

辛い時に思い出したこと

 


最近、家の購入、引っ越し、第二子の誕生、仕事などのタイミングが重なってしまって、処理をうまくしきれずにとても辛い日々を送っていた。

そんな中で、ふと帰り道で歩いて思い出したのは、父のことだった(まだ生きている)。父は自分とは違い、自営業を営んでおり、仕事も家庭も自分とは比較できないくらいに責任が重かったと思う。日付が変わってからの帰宅は当たり前で、休みも盆暮れと毎週の木曜日だけ。でも、仕事に対する愚痴なんて一言も聞いたことがなかったように思う。そして、どんな状況においても母や子供のことを第1に考える人であった。

 最近自分は、帰宅が遅く、休みも十分にとれずに家族サービスが全くできていない。そんな中でできることと考えた結果、家族の好きな食べ物などを買っていくこと。それもたくさん。

 昔から父は、帰りがけに遅くまでやっているスーパーで買い物をしてくるのが習慣化していて、たくさんの惣菜や刺身、飲み物を買ってきていた。早朝に寿司を握ったりも。何不自由はなかったけど、そこまで裕福とも思っていなかったし、節約すればと言ったり、時には買ってこなくていいと強めに言ったこともあった。家族みんながそんな感じだった。それでも父は買ってくる量は多少減らしてもなくすことはなかった。誰かしらが褒めたものは定番のメニューになる。父はそのあたりの記憶力がとても良かったと思う。

 今、厳しい状況に、自分が父と同じような状況になり、同じようなことをするようになっていることに気づいた。そして、父がどんな気持ちで働いて、帰りに買い物をしてきていたのかも。おれたちのために働き、想い、少ない睡眠時間をさらに削って買い物をしてくる。真意は確かめたことはなかったけど、きっとそうだと思う今日この頃。そのうち、聞いてみたいと思う。そして、心からの謝罪と感謝を伝えたいこと。