ダーウィンが来たをみてて

名前を忘れてしまったけどある魚の一生を特集している放送だった。

その魚は岩場の陰にたくさんの卵を植え付けて、子供たちが生まれてくるのを待つ。

これに至るまでにかなりの努力があるわけですが割愛。

たまごを敵から守ろうとするわけですが、撃退できないような敵がきてしまった。

それは巨大なタコでとうてい彼らだけでは太刀打ちできない。

夫はすぐさまたまごをのこして逃げ出してしまった。

少し残念に思い見ていたら意外にも夫は引き返してきて果敢にもタコに攻撃を試みる。

しかし、なすすべもなく食べられてしまった。

食物連鎖の厳しさを目の当たりにしたが、次に予想外のことが起こった。

タコをおなかがいっぱいになったのか、たまごを食べることなく去っていったのだ。

夫がここまで考えていたとは考えにくいけど、夫の勇気が結果的に子供たちを救うことになった。

父親の鏡だなと思いつつある考えが浮かんできた。

ある人たちは、ある特定の動物を保護しようとしてるけど、それが知能が高いとからそんなのはそいつらのエゴで、ただの自己満足だなと改めて思った。

知能は格段に低いかもしれないけど、彼は勇気を出して子を守ろうとし、種を保存しようと命を賭して戦った。とても尊く、かっこいいと思った。自分もこんな父でありたいとすら少し思った。この魚だけでなく、どの動植物もみんな命がけで子を守ろうと、種を保存しようと日々戦っているのだと思う。そんなことも知らずに考えずに知能だけで判断し、この動物は保護するとか言っている人たちは神にでもなったつもりなのだろうか。

いつもnewsをみてて、こいつらは何をやっているんだろうと漠然と思ってたけど、この番組をみていてその具体な理由が浮かびあがらせてくれた魚でした。

名前忘れてごめん。