「読後の整理」1分で話せ
概要
どんな物事でも1分で伝えることができるという、著者の考え方とどうすれば1分で話すことができるようになるかをまとめた本。
1.この本を読んだ狙い・目的
物事をよく理解し、簡潔に話すことのできる人ことこそ、物の本質が見えていて、またそのように簡潔に考えられる思考回路、考えようとすることで、頭が鍛えられていき、物の見る目が養われていると感じるから。頭がいいと思う人は、話が簡潔でわかりやすい。物を理解し、要点をつかんでいるから、かいつまんで説明ができる。理解していない人は、そのような説明ができない。一般化、具体化できないから。理解していないから変換、融通、機転がきかない。
また、会話においても同じで、相手の質問、疑問にすぐに答えられるような人になりたい。そのために瞬時に相手の知りたいことを考え、答えることができるような知識と判断力が求められると思う。この能力についても前述の簡潔に話すことを鍛えることで、上手くなっていくものだと思う。
2.読んで良かったこと・感じたこと
簡潔に話すためのスキルを知ることができた。あとはこれの練習を日々積み重ねることで、成長していけると思う。
以下、スキル
・はなすことの目的を意識。目的は、相手に行動してもらうこと
・右脳と左脳、地図とロジック
・相手の立場、興味、レベル、求めているもの、あまり好んでいないこと、性格などを調べて、話すことを決める
・プレゼンのゴールの設定
・主張を頂点としたピラミッドを構成する、下は根拠として3つ
・3点ありますに反応して、相手は聞く体制に入る。
・意味が繋がっていたらロジカルであり、声に出してみればわかる
・前提を揃えておく、事例、時代、社会など
●前提の共有、主張、根拠3つ、意味のつながり
・ピラミッドを3段で作ってみる。主張、3根拠、2事実
・想像してみてください。
・人前で話す時のポイント:視線、手振り、声、間合い
・会話中に自分を俯瞰してみる。自分が相手にどんな風にみられているかの意識
・メタ認知、主観の自分を認知すること、上記。
●相手の質問に対して:問いを意識する。 yes or no、アイデア、懸念を伝えるかなど、
・ゴールを決める
3.この本を読んで自分は今から何をするのか
物事を要約する練習、人に話すときにいかに簡潔にわかりやすく話せるか意識
根拠と事実を使って主張を伝える
自分を俯瞰してみてみる
4,3ヶ月後は何をするのか、どうなっていたいか
上記の習慣化を図る
そして、よりよい方法、仕事で活かす方法を自分なりにアレンジして、活用していきたい。
●行動と気づき
難しいことであり、一朝一夕で身につくものでない。ただ、こういった方法があることを知り、身につけるために必要となるスキルを学ぶことができたので、あとは自分がどれだけ継続して、意識を高くもってできるかどうかだけなので、道は開かれたということかな。やるしかない。
著者: 伊藤羊一
作成時間:12分 1180文字