「読後の整理」若きウェルテルの悩み

1.この本を読んだ狙い・目的 

・ウェルテル効果について興味があり、この考え方の元になった本を読んでみたいと思ったから。また、本読んで人が自殺ってまったく想像がつかなかったので。

 

2.読んで良かったこと・感じたこと 

・個人的には面白いと思わなかった。主人公が叶わぬ恋に悩み続けるだけという印象しか受けなかった。表現は多様なようにも感じるけど、自分にとってはくどかった。正直、薄い本だけど序盤でこれを読み続けるのか…と思った。

・考察として、小説は好き嫌いが出やすいものだと思う。それは共感できるか、自分の人生と照らし合わせてとか、いろんな眼鏡があると思う。この本を読んで良かったと思った点は、時代や社会情勢にもその本が受け入れられるかどうかが大きく左右されるのではないかと考えることができた点。この本が出版された当時は、今より娯楽が少なく、身分制度などもあり、個人的な自由も少なかったと思う。そんな中で、恋だけでなく、叶わぬ感情を抱えた人々がウェルテルに自分を重ねて、自殺を考えてしまったのかなと感じた。つまりは、当時の世の中をうまく写しだした本であった。だから大衆に受け入れられたのかな。今ならどうだろうか。これはどの本にも言えることと思うが。

 

3.この本を読んで自分は今から何をするのか 

・古典を読むことで、その時代を感じることができると思うので、人気の古典は読んでいきたい。そして、時代背景を感じたい。

・小説には、娯楽しか求めていないような部分があったけど、この本のように時間が経っていれば、その時代を感じることができる場合もあるという気づきがあったのでこれは今後意識していきたい。

 

4.3ヶ月後は何をするのか、どうなっていたいか 

・割愛

 

 

●行動と気づき 

・日記というスタイルだったので、アンネの日記を思い出した。あちらのが好き。

 

著者: ゲーテ

 

作成時間:10分