「読後の整理」原因と結果の経済学

1.この本を読んだ狙い・目的 ・以前にも何回も読んでいて、復習として読んだ。 ・内容については、最下部の前回の感想を参照するとして、その内容にとてもおどろいたから。自分が当たり前のように信じていたことが、実はただの相関関係に過ぎなかったこと。そもそも相関関係と因果関係について意識していきてこなかったこと。本書でのいくつもの例の中で、この違いについて学ぶことができる。折を見て、完全に自分の中でこの区分けが頭の中でできるようになるまでは、読み返していきたい。 2.読んで良かったこと・感じたこと ・やっぱり、痛快というかここまで明快にまちがっていることに対して根拠立てて、間違っているというの示してくれるのは気持ちがいい。自分もこんな風に情報過多な現代において、無用、悪疫な情報を見抜き、自分にとって必要な情報のみを得られる思考ができるようになりたいし、ならないといけない。また、子供にもうまく伝えることができたらなと思うし、学校で教えればいいのにとさえ思う。英語だのプログラミングだのというより、こういった物事の根幹を考える上で必要となる思考方法を教えるべきではないかなと思う。 3.この本を読んで自分は今から何をするのか ・自分が接する物事に対して、因果応報を見極め、なにが因果関係で、なにが相関関係に過ぎないのかを意識しながら生きていきたい。そして、意識しなくとも呼吸のようにこの思考回路ができる日まで頑張ろう。 4,3ヶ月後は何をするのか、どうなっていたいか ・ある程度の物事については、瞬間的に物事の本質を見極めることができるように日々意識していきたい。人と話すことも大切かもね。 ●行動と気づき ・物事のつながり、裏を考える。 ・ほかの人の思考回路についても分析するのもいいかも。 著者: 作成時間:9分 740語 速さを意識するあまり、文章が繰り返しになったり、言葉が繋がっていない部分が多々ある。 参考:前回の感想 ・サブタイトルに真実を見抜く思考法とあるように、物事に対して何をもって因果関係(Aが原因でBが起こった)か相関関係(Bが起こったのは必ずしもAのせいではなく、関係があるだけ)なのかをたくさんの例題とエビデンスを通して紹介している。例えば、学歴と収入について。東大の卒業生は平均年収が高いというデータがある中で、これは因果関係なのか相関関係なのかを紐解いていく。専門用語はほとんど出てこないし、物事を深く掘り下げて考えることの重要性と日頃、自分が浅はかに因果関係と思ってしまっていることを反省しました。