「読後の整理」鉄の骨

あらすじ

・あるゼネコンに勤める現場の若手職員が、突然の異動を命じられる。異動先は、全くの畑違いの談合課と呼ばれる部署。なぜ自分が、と疑問を持ったまま、現場との仕事の違いに戸惑い翻弄されながらも自分にやれることをこなしいく。ただし、それは非合法とされる仕事。最初は、反対していたが、建設業界および社会を取り巻く状況から仕方のないことと割り切り、日々過ごしていく。そんな中で、超大型案件の受注のためになぜ自分がこの部署に異動になったのかを知ることになる。

 

 

感想

・社会、業界、社会の中で、どのように生きて、働いていくかべきかを考えさせられる。これから就職する人にも現在働いている人にも自分の働き方、生き方について再度考えるいいきっかけになる作品だと思います。ゴタクは抜きにしてものすごい面白い、展開が早く、緻密で、最後の結末。おすすめです。