「読書後の整理」ラテラルシンキング

何度も読むような本ではなくて、ラテラルシンキングという考え方があって、必要に応じてこの方法を使えるようになればいいものだと感じた。

 

ラテラルシンキング:水平思考。ロジカルシンキングの対極にあるようなもので、論理立てて考えるのではなく、物事に対して、横方向に考えるイメージ。広がりを持たせる感じか。物事Aにたいして、ではなく、物事Aから別な発想を生み出すそんなイメージかな。ピラミッドを考えた時に上方向に考えるのが、ロジカルシンキング。横方向に考えるのがラテラルシンキングというイメージかな。連想ゲームみたいなものかな。自由に発想して、それを結果に結びつける、解決策を見つけるそんな感じ。

 

言葉で表現すると難しいけど、本書にあるような例を取ってみるとすごくわかりやすいし、楽しいし、問題に対する一つの解決策になりうるし、気分転換にもなると思う。ただ、際限なくやってしまうときりがないので、必要に応じて、妥当なところで落とし所を見つけるような意識も必要だと思う。

 

本書での例

・疑問:ある喫茶店で、使用している備品が古く、新しいものにした。でもお金がない時にどうしたらいいか?

・回答:展示させるかわりに無料で使用させてもらうとか。

 

●行動と意識

・普段からラテラルシンキングを実践してみる。とくに既存のもので、完全にパターン化してしまい、思考が停止しているものとか。

・他の人の突飛な発想について、その根源を考えてみる。ビジネスにおいて、実際に実践されているものとか。

・楽しむことかな。ラテラルとロジカルを組み合わせるのも面白いかと思う。

・たまにこの本を読み返すことで、こういう思考法があることを意識付けて、日常で習慣化できるようにしていくのも大事。習慣化したら当分読まなくてもいいかも。

 

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